「踏切に点字ブロックを設置してください」富田林駅・西口駅
先日の予算決算常任委員会で、「踏切内に点字ブロックを設置してください」という要望を取り上げました。
今年4月奈良県大和郡山市の近鉄踏切で、全盲の女性が踏切内で立ち止まり電車にはねられ死亡するという事故がありました。
踏切内に点字ブロックがなく、踏切手前の警告点字ブロックが一部剥がれているなど、女性が踏切内にいることに気づかず、警報機が鳴っているのに、踏切内に立ち止まっていたそうです。
点字ブロックには、道路の進行方向を誘導するもの、交差点や踏切手前に設置する警告ブロックがありますが、この事故を受け踏切内を示す点字ブロックがあらたに設置されるようになりました。
富田林・西口の駅周辺には6か所の踏切がありますが、その内、踏切手前まで点字ブロックがあるのは3か所だけで、ほかは点字ブロック自体が設置されていません。
そして、すべての踏切内には点字ブロックはありませんでした。
市の答弁によると、近畿でも踏切内に点字ブロックが設置されているところは6カ所しかないそうです。
国交省は、この事故を受けて踏切内の点字ブロックのガイドラインを改定しました。
答弁では、「国の動向を注視しながら検討する」とのことでしたが、早急な設置を市と、近鉄電車に求めていきます。