コロナ重症病床数、大阪府の発表は大丈夫?
昨日から、大阪の新型コロナ重症患者の病床確保のことで、質問をいただいていました。
『大阪府のホームページの病床確保数と現場からの報告数が違うが、なぜ?』
今朝のテレビで、ちょうどこの件が報道されましたので、紹介します。
昨日で大阪のコロナ重症感染者数は108人、重症病床の最大確保数は206床、実際に使用できる病床は126床です。
大阪府は重症病床の使用率は52%とし、現場は運用病床使用率は84.9%とします。
実際に使用できる病床というのは、医師も看護師も配置されている病床で、大阪府のいう確保病床は看護師の裏付けなどが保障されていないものを含めた病床で、使用率はこの二つの分母が異なることによって、違った数字が提示されているのです。
今、稼働できる重症患者用の病床は、実際には15%しか余裕がない状態です。
数字を低く操作するより、早急な病床確保のために、十分な医療機関への援助をおこない、徹底したPCR検査の実施が必要です。
感染者が急増している大阪市、5月以降1回もコロナ対策会議も開かず、無策のまま市民の命を危険にさらす、維新の松井市長の責任は重大です。
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