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富田林市の新型コロナ対策 最新情報

富田林市の新型コロナの最新情報をお伝えします。

《今朝の駅頭宣伝から》

  • 4月8日に新型コロナ感染症の緊急事態宣言が出されました。不要不急の外出は控えようとのことですが、市の対応も含めて皆さんにお知らせするため、この場から訴えをさせていただきます。
  • 富田林市ではまだ新型コロナ感染者が出ていないことになっています。しかし、感染を調べるPCR検査は、医師が必要と判断しても受けることができず、一日一万件の検査しか全国でできていません。発熱などの自覚症状があっても希望者が検査を受けることができません。実際にはどれほどの感染が広がっているのか、実態すら把握できていないのが現状です。しかし、感染者は急速に増加しています。十分な注意をお願いします。

富田林市では、5月15日までの公式イベントはすべて中止・延期となりました。

学校と幼稚園は5月の連休がおわる5月6日まで休校です。

市の公共施設は、図書館・公民館・体育館・福祉会館などすべて5月15日まで休館となっています。

市役所、保健所、富田林病院は通常通り業務を行っています。ただし、新型コロナウイルス感染症を疑うような場合は、保健所の相談センターに連絡してから指示を受けてください。

また市では緊急用のマスクの在庫が不足しています。中国から6000枚送ってもらったマスクがありますが、高齢者の福祉施設などに配布し、今後は妊婦さんに10枚ずつお配りする予定です。非常時に備えて連携協力している業者に発注をかけていますが、必要な在庫が確保できません。マスクは町の薬局でもなかなか手に入りませんが、ハンカチマスクというミシンもいらない簡単な方法があります。つくりかたは、私のブログでも紹介していますので参考にしてください。

  • 政府は緊急事態宣言を発令し、外出の自粛、イベントの中止、閉店などの要請を行いましたが、それを補償する措置が取られていません。

「緊急経済対策」として、収入が減った世帯に30万円の現金給付をおこなうとしていますが、住民税非課税水準以下に減るか、収入が半分以下に減って非課税水準の2倍を下回る場合のみが対象です。一律の現金給付ではなく、基準もわかりにくく、しかも支給を受けられる人は、実際にはごく一部でしかありません。

また個人事業者に対しても、どれだけ営業所得が減ればいくら支給されるのか、基準も示されていません。市役所には昨日50件ほどの問い合わせがありましたが、国の方針が具体化されないため、市では何もできません。今後、問い合わせや申請の手続きで市民が窓口に殺到すれば、市役所でコロナの感染が広がるかもしれません。ドイツでは申請をすれば2日後に60万円が口座に振り込まれています。自粛要請には緊急の補償が必要です。

  • 感染防止体制を強化すべき時に、厚労省は公的病院の再編統合をすすめるとして富田林病院の廃止をすすめようとしています。私たちは富田林病院の存続を求めて署名を集め、府議会に請願を提出しましたが、自民・公明と維新の反対で不採択となりました。今後拡大する可能性がある新型コロナへの対応を進め、PCR検査と病床確保のためにも、富田林病院の存続充実を求めていきます。

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