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富田林の7つの市立幼稚園が廃園に!

富田林にある13の市立幼稚園のうち7園を廃園にするという、とんでもない素案が富田林市と教育委員会から出されました。

川西・新堂・伏山・彼方幼稚園を2021年4月、休園中の東条・板持・喜志西幼稚園を2019年の4月に廃止するというのです。

「富田林の就学全児童数の減少と保護者の就労形態の変化」で園児数が減ったとしていますが、最大の原因は公立幼稚園で3歳児保育と預かり保育をしていないことです。

私立幼稚園では、早くから3歳児保育と預かり保育を実施しており、園児数は10年間ほぼ変わっていません。

富田林市立幼稚園は、幼稚園の先生の熟練度も高く、2園が表彰され、地域と連携して、小学校・高校・福祉会館など、地域から大事にされている宝物です。

15年前と比べて、働く人の給料は年収で約88万円減少しています。

若い世代は、非正規労働者が増え、幼稚園に子どもをあずける親も午前中だけのパートだけでは済まなくなっています。

ますます多様な、保育と幼児教育の需要は増えています。

しかし富田林では、私立と公立の幼稚園を自由に選択することができません。

3歳児保育を必要とする人、延長保育を求める親は、公立幼稚園に行かせたくても、私立しか選べません。

日本共産党は、子育て支援のために、公立幼稚園で早急に3歳児保育・預かり保育を実施すべきだともとめてきましたが、市は「私立との共存」と言いながら実施せず、公立幼稚園ばかりが園児を減らしてきました。

「幼稚園をなくす理由がわからない」

「先生からも大丈夫と聞いていた」

「地域で愛されているのは公立幼稚園」

「今頃3年保育やるって、10年遅い」

など、親御さんや地域の皆さんの声は切実です。

公立幼稚園を守る大運動はこれからです!

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コメント

三年保育の話が白紙に戻ったと聞かされ、崩れ落ちました。
この10月に三年保育で願書を出すつもりでした。これでは市立幼稚園の園児は減るばかりです。廃園をなくしても、園児が少なければ意味ないです。
今、三年保育を本当に必要としている親がこんなにいるのに。

投稿: | 2019年7月 1日 (月) 00時26分

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