「レインボーバスが１時間も遅れてます！」

「レインボーバスが１時間待ってますが、まだ到着しません！」

と、私の携帯に電話が入りました。

先週の金曜日の夜７時くらいのことです。

レインボーバスは、市内の公共機関を巡回するために市が近鉄バスに依頼している循環バスのことです。

確かに、当日市内の幹線道路は渋滞していました。

近鉄バスの営業所に電話しても、

「本日の業務は終了しました」

とテープが流れるだけだそうです。

市の幹部に連絡をとってもよく事情が分かりません。

結局１時間遅れでバスが到着し、運転手さんは「渋滞で遅くなりました」とのことでした。

こんな場合、バスを待つ乗客は「一体いつバスが到着するのか」「何が起こったのか」知るすべもありません。

５時を過ぎているために、一般からの問い合わせに答える窓口がありません。

市役所には、５時過ぎに「バスが１０分遅れている」との連絡はあったそうです。

その後、渋滞に巻き込まれたバスが１時間も遅れたのですが、バス待ちの乗客には情報が伝わりません。

事故や渋滞は交通機関にはつきものですが、情報だけは伝達できるようにしなければなりません。

大阪市内のバス停留所には到着時刻を知らせる標示がありますが、このバスにはそこまでの設備はありません。

運転手からバス会社への連絡。

バス会社から市役所への連絡。

５時過ぎての異常事態発生時に市民からの問い合わせに対応できる体制が必要です。

今後の情報伝達体制の確立を、道路交通課を通じて近鉄バスにお願いしました。