『私が橋下徹(維新の会)支持をやめた理由』 渡邊正次郎氏の場合
政治ジャーナリスト渡邊正次郎氏の面白いブログにたどり着いたので、紹介します。
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私が橋下徹(日本維新の会)支持を止めた最大で唯一の理由は、売国奴・竹中平蔵を最高顧問格として迎え入れたから!!
正直、私は橋下徹氏がまったく政治経験もなく大阪府知事に当選して以降の政治手腕、行政手腕を見聞し、その決断力と実行力,“独裁性”(本当の政治家はこうでなくてはならないという私の持論)から、誰が何を言おうと支持を決めたのです。以降、私のブログやUSTREAの「アクセスジャーナルTV」のみならず、友人知人たちにも「橋下徹は買いだ!」と言い続けました。繰り返しになりますが、政治は「決断と実行」あるのみだからです。
が、9月28日、支持を止める決めた。
新党結成に集まった見るからにショボいガラクタばかりだったからでもありません。あんな連中は永田町で相手にもされていないんですから・・・(まして松野頼久は初立候補の際、私にスキャンダルを掴まれ、当時連載していた夕刊フジのコラムで「何してもダメな子だから政治家に」と川柳でおちょくり、高校時代からの風邪クスリ中毒をバラしたため落選している)
私が橋下維新の会の支持を止めた最大の理由は、売国奴・竹中平蔵を党の最高顧問のような形で招聘し、日本維新の会の候補者公募の選定委員長に就任させたからです。竹中を橋下氏に繋いだ人物も検討はついていますが、それはこの際、置きます。
竹中平蔵はあの私が本人から身元引受人を依頼された“ああ言えば上祐”と揶揄されたオウム真理教の広報部長の上祐史浩のような屁理屈を並べて小泉純一郎元総理を丸め込み、喰い込み、まったくの経済音痴の小泉総理を手玉に取り、郵政民営化を強行しました。しかもそれは日本国のためではなかったのだ。
実は竹中平蔵は、あのリーマンショックで世界大恐慌を引き起こしたリーマンブラザーズのCEOであるピーターGピーターソンが、リーマンの経営に加わる前まで経営していたシンクタンク「国際経済研究所」の主任職員だったことを隠していたのです。その当時からピーターソンと竹中平蔵は、日本の郵便貯金、簡易保険の眠っている預金430兆円を狙っていたのです。
その430兆円を手中にするには、国営である郵政を民営化させ、株を市場に公開させ、その株を買い占める計画を練ってあったのです。そこで米国政府を動かし、クリントン大統領の時代から毎年、日本政府に突きつけ続けている「規制緩和」を強く要求する“年次要望書”の中に、郵政の民営化を目玉として加えさせ、その先兵として竹中平蔵を送り込んできたのです。その結果が小泉政権の強引なまでの郵政民営化だったのです。
竹中平蔵とリーマンのCEOになっていたピーターソンは笑いが止まらなかったでしょう。430兆円もの金が手に入るのですから。。。それが証拠に、竹中平蔵はすでに腹を合せていた三井住友銀行会長の西川善文を郵政の社長に据え、強引に郵政を四つの会社に分割させたました。
これも米ハゲタカの意向通りなのです。郵政窓口業務部門、郵政集配部門、郵便貯金部門、簡易保険部門と会社を4つ設立しました。ところが、多くの読者はご存知ないのですが、米国ハゲタカが4つの会社にさせたのは、儲かる部門、儲からない部門を切り離したかったのです。
窓口業務会社と郵便集配会社は全く利益を生まない会社です。日本の郵便行政はこの一番人手が掛かり、手間がかかりしかも莫大な赤字部門を、郵貯、簡保が上げる利益から補填することで、日本の隅々にまで郵便を集配達できる世界に誇れるシステムを作り上げてありました。
ですが、ハゲタカたちはその部門が倒産して、日本国民がパニックになろうがそんなことは関係ないのです、金、金、金、金だけだったのです。竹中平蔵はそのハゲタカの手先となって日本国民の預金をすべて米国に、しかもリーマンのCEOだったピーターソンと山分けする計画だったのです。
竹中平蔵は郵便事業を民営化することでもう一つ、金儲けを企てました。簡保は日本中の温泉付き景勝地に展開した”かんぽの宿“を運営していました。広大な土地の時価総額2000億円近い価値のあるものです。これを手を組んでいた宮内義彦が社長のオリックスに二束三文で売り、住友の西川善文らと山分けする計画だったのです。
これに気付いた鳩山邦夫総務相が激怒してストップをかけました。売国奴・国賊の極みです。
ところで皆さんは派遣労働者の年収、年収が160万円に満たないことをご存知と思います。しかも、この年収160万円派遣労働者は、今や1500万人を突破し、1800万人なろうとしています。何一つ社会保障の必要のない派遣労働者のおかげで、大企業は莫大な利益を上げ続けています。
竹中平蔵のもう一つの重大犯罪がこれです。これまで専門分野に限られていた派遣労働を“これこそ規制緩和だ”大声で叫んで、製造業にまで拡大させたのです、単純バカの小泉総理に「行政改革」「規制緩和」とミンミンゼミのように叫ばせてです。
この派遣労働で大儲けしているのが竹中と昵懇の南部靖之。そう労働者派遣業最大手のパソナの社長です。竹中はさっさと参議院議員を辞任するとなんと、このパソナの最高顧問に就任し、現在、年間1億円もの顧問料をもらっているのです。
年収160万円の労働者の血を吸う企業から年間1億円もの顧問料です。しかも、許せないのは終身顧問だそうです。
こんな男が橋下維新の会の中心に座る、そんな政党は支持できるはずがありません。
思い出してください。竹中平蔵は連日連夜テレビに出演し、
「郵政を民営化すれば世の中バラ色になる」
と言い続けました。結果、数々の弊害(地方の過疎地に郵便物が配達されない等)が生まれ、先の国会でとうとう郵政民営化見直し法案が99%以上もの賛成で可決されました。
これを追及されると竹中は、
「中途半端に民営化するからですよ」
とああいえば上祐発言で今も責任を取ろうともしません。
もう一つ、竹中は、
「これからは貯蓄でなくて株式投資の時代です」
と株に素人の人々にまで拝金」主義を吹き込みました。結果、リーマン倒産で多くの人たちが株の暴落で財産を失ったのです。
その責任を問われると竹中は、
「そんなことまで予測できませんよ。株を買う買わないは個人の自由で自己責任じゃないですか!」
と開き直りです。
この男だけは天に成敗してもらいたいものです。ですから、こんな男を最高顧問格で招く、日本維新の会を支持できなくなったのです。しかも、一ヶ月以上前に橋下徹氏の個人事務所にFAXで申し入れもしておいたのですから。もちろん、私ごときのアドバイスより竹中のほうが大切だからアドバイスを無視したのでしょう。
ま、私の霊的直感は並みではありません。この日本維新の会は雲散霧消します。断言できます。暑い夏の夜の夢だったのでしょう。
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ちょっと長いですが、参考になりましたので引用させてもらいました。
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維新が、3人も選挙違反です。
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<選挙違反容疑>維新・上西小百合氏陣営の運動員を逮捕
毎日新聞 12月21日(金)22時5分配信
衆院選の選挙運動の見返りに現金計60万円の報酬を渡したとして、大阪府警捜査2課などは20日、大阪7区から立候補して比例近畿ブロックで復活当選した日本維新の会の上西小百合氏(29)陣営の運動員で会社員、佐藤徳二容疑者(41)=さいたま市北区=を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。容疑を認めている。【松井聡】
◇愛媛でも維新運動員を逮捕 買収容疑
愛媛県警捜査2課は21日、衆院選愛媛4区に立候補し、比例四国ブロックで復活当選した日本維新の会の桜内文城(ふみき)氏(47)陣営の運動員で無職、守野光生容疑者(68)=愛媛県大洲市阿蔵=を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。容疑は13日、選挙運動をしたことの報酬として、自営業男性(62)と無職男性(66)に現金数万円を渡したとされる。
衆院選:運動員逮捕、田坂陣営関係者に驚き 「行き違いあったかも」 /京都
毎日新聞 12月19日(水)16時22分配信
16日に投開票された衆院選で、日本維新の会公認で出馬し、落選した田坂幾太氏(60)=京都1区=陣営の運動員による公選法違反事件。陣営関係者に驚きが広がった。
1区の同党候補者をめぐっては、当初擁立を発表した人物が辞退し、公示直前に急きょ田坂氏が立候補した。陣営関係者によると、選挙運動を手伝うボランティアをホームページや人づてで募集していた。その後、陣営内で、逮捕された仲川和人容疑者(52)が報酬の支払いを約束してボランティアを集めたことが判明。公示から数日後、陣営側からボランティアに「報酬は支払えない。誤解があった」などと説明し、謝罪したという。
ある陣営関係者は「四方八方に依頼しボランティアを集める中で行き違いがあったのかもしれない。ボランティアに報酬を出せないのは、選挙のイロハのイなんだが……」と驚いていた。【林哲平】
12月19日朝刊
投稿: | 2012年12月22日 (土) 00時40分
維新”運動員がまた… 公選法違反で3人逮捕
テレビ朝日系(ANN) 12月22日(土)13時20分配信
先の衆議院選挙で選挙運動の報酬を約束したとして、日本維新の会・足立康史氏の陣営の運動員3人が大阪府警に逮捕されました。
買収約束の疑いで逮捕されたのは、今回の衆院選で大阪9区から出馬し、当選した日本維新の会の足立氏陣営の運動員・松浦正記容疑者(44)ら3人です。松浦容疑者らは、経営する会社の契約社員ら3人に足立氏に投票するよう電話で呼びかける見返りに、時給800円の報酬を支払う約束をした疑いが持たれています。松浦容疑者らは、「違法性の認識はあった」と大筋で容疑を認めているということです。日本維新の会では、大阪や愛媛などで運動員の逮捕が相次いでいて、これで4陣営目となります。
最終更新:12月22日(土)21時36分
維新に問われる「質」 相次ぐ選挙違反、新人研修は低調
産経新聞 12月22日(土)7時55分配信
「東西対立」で揺れる日本維新の会で、衆院選の選挙違反容疑で公認候補の運動員の逮捕が相次いでいる。執行部は当初、無条件で除名処分する方針だったが、逮捕が当選者の陣営にも及び対応に苦慮、候補者選定や選挙態勢などをめぐる党の「質」が問われている。
選挙違反をめぐっては、京都1区から立候補、落選した田坂幾太氏の運動員が18日に逮捕。20日には比例代表で復活当選した大阪7区の上西小百合氏の運動員、21日も比例復活当選した愛媛4区の桜内文城氏と大阪9区で当選した足立康史氏の運動員がそれぞれ逮捕された。
「有権者の皆さまに申し訳ない。運動員の管理が甘かったと反省しなければならない」
橋下徹代表代行は21日の記者会見でこう陳謝した。その上で「法的な処分に至らなくても、党内処分はしっかりやる」と述べた。ただ「候補者が運動員を全員管理するのは至難の業だという事実があるのも理解してほしい」とも弁明した。
松井一郎幹事長も21日、「候補者本人がどれだけ関与していたか」と述べ、無条件で除名処分を明言した19日の方針からはトーンを下げた。
一方、維新は21日、国会内で初当選組を対象にした研修会を開いた。しかし、本人出席は20人余りで、上西氏を含め「大阪維新の会」組の欠席が目立った。
20日に旧太陽の党との合併に批判的な発言をした東国原英夫前宮崎県知事は出席。東国原氏は、同日中に橋下氏に発言について釈明し、21日も記者団に「これからは党内融和を進め、結束力を高めることに邁進(まいしん)していかなければならない」と述べた。
公選法違反容疑で日本維新の会・運動員3人を逮捕 逮捕は4件目
フジテレビ系(FNN) 12月22日(土)7時32分配信
12月16日に行われた総選挙で、選挙運動の報酬を渡す約束をした疑いで、日本維新の会から出馬した当選者の運動員が逮捕された。
公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪9区に立候補し当選した日本維新の会・足立康史氏の選挙運動員・松浦正記容疑者(44)ら3人。
松浦容疑者らは、12月上旬、女性3人に対し、選挙運動の報酬として、時給およそ800円を支払う約束をした疑いが持たれている。
警察の調べに対し、松浦容疑者らは容疑を認めているという。
足立氏はFNNの取材に対し、「全く知らない人でびっくりしている。事実であれば、遺憾で責任を感じる」と話している。
日本維新の会で選挙運動員が逮捕されたのは、4件目となる。
最終更新:12月22日(土)7時32分
維新、公選法違反で運動員逮捕6人に 橋下氏は謝罪
スポーツ報知 12月22日(土)7時2分配信
16日投開票の衆院選をめぐり、日本維新の会では候補者陣営の運動員が公選法違反(買収)容疑で相次いで逮捕される事態となった。愛媛県警は21日、愛媛4区に出馬し、比例ブロックで復活当選した桜内文城氏(47)陣営の運動員・守野光生容疑者(68)を逮捕。また、大阪府警も大阪9区に出馬し初当選した日本維新の会の足立康史氏(47)陣営の運動員で、会社役員・松浦正記容疑者(44)ら3人を逮捕した。
守野容疑者の逮捕容疑は13日、後援会事務所で、選挙運動の報酬として大洲市の男性2人に数万円ずつを渡した疑い。松浦容疑者らの逮捕容疑は11月下旬と12月上旬、大阪府吹田市内で、女性3人に選挙運動の報酬として時給約800円を支払う約束をした疑い。
日本維新ではほかにも京都1区で落選した候補者の運動員が逮捕。大阪7区に出馬し比例ブロックで復活当選した上西小百合氏(29)陣営の運動員も20日に大阪府警に逮捕され、逮捕者は4陣営で計6人となった。
同党幹事長の松井一郎大阪府知事(48)は、上西陣営で逮捕者が出たことに関し「候補者本人がどれだけ関与していたか。(違反を)知っていたなら即除名だ」と述べた。最初の逮捕の際には「本人が知ろうと知るまいと候補者の責任であり、除名だ」としていたが、発言を修正した。
同党代表代行の橋下徹大阪市長(43)はこの日夕方の会見で「有権者の皆様に大変申し訳ない」と謝罪。「知りませんでしたでは通らない。法的処分に至らなくても党内処分はする方針」と、本人に連座制が適用されなくても何らかの処分を検討する意向を示唆。一方で「言い訳になるが、運動員を全員管理するのが至難の業だという事実があるのも理解してほしい。何十人、何百人が何をやっているかまでは分からない」と弁明した。
維新 選挙違反逮捕者6人に拡大…「即除名」から「関与なら除名」に
スポニチアネックス 12月22日(土)7時1分配信
維新、選挙戦に続きまた撤回――。先の衆院選で初当選した日本維新の会の上西小百合氏(29)陣営の運動員が公選法違反(買収)容疑で逮捕された事件で21日、幹事長の松井一郎大阪府知事は、別の選挙区での運動員逮捕時に「即除名」としていた候補者への処分を「関与なら除名」へと撤回した。また、同党候補者の運動員の逮捕はこの4日間で3府県4陣営の6人に拡大した。
選挙前に「企業・団体献金禁止」や「脱原発」などの党政策の目玉を撤回した維新が、運動員逮捕が続出する選挙後の対応でも前言を撤回した。
買収容疑で20日に逮捕されたのは、大阪7区から出馬し、比例近畿ブロックで復活当選した“橋下ベイビーズ”の筆頭格・上西氏陣営の運動員だった、会社員佐藤徳二容疑者(41)=さいたま市北区本郷町。
逮捕容疑は今月中旬、さいたま市内で、関東の20~30代の運動員3人に、公示後に選挙運動をした報酬として、約20万円ずつを渡した疑い。
捜査2課によると、佐藤容疑者は容疑を認め、3人も「現金を受け取った」と話している。上西氏と佐藤容疑者は理美容会社の元同僚だった。公選法は当選が無効となる連座制の適用対象者を総括責任者、経理担当者、親族などと定めており一般運動員は対象外。ただ、陣営内での佐藤容疑者の詳しい役割は不明で「選対幹部」と認定されれば、連座制が適用される可能性があり、金の出どころを含め同課は詳しく捜査している。
さらに同日、愛媛県警は、選挙運動の報酬として運動員2人に数万円ずつ渡した公選法違反(買収)の疑いで、比例四国ブロックで復活当選した「維新」の桜内文城氏=愛媛4区=の運動員だった無職の男(68)を逮捕。大阪府警も女性3人に対し時給約800円を支払う約束をした疑いで、大阪9区に出馬し初当選した足立康史氏(47)陣営の運動員で、会社役員の男(44)ら3人を逮捕した。
「維新」をめぐっては京都1区の落選候補者の運動員が18日に逮捕されて以降、4日間で6人が逮捕された。幹事長の松井一郎大阪府知事は18日の逮捕には「(候補者)本人が知ろうと知るまいと候補者の責任であり、除名だ」と問答無用の処分を明言していた。
ただ、新たに問題となったのが当選候補者となれば話は別のようで今後も違反者が続出する可能性があるためか「候補者本人がどれだけ関与していたか。(違反を)知っていたなら即除名だ」と関与の程度次第とするスタンスにトーンダウン。
代表代行の橋下徹大阪市長は「言い訳になるが、運動員を全員管理するのが至難の業だという事実があるのも理解してほしい」と弁明。候補者本人への対応に関しては「法的な処分に至らなくても、党内処分はしっかりやる」と繰り返した。
維新・足立氏運動員3人逮捕=報酬約束した容疑―大阪府警
時事通信 12月22日(土)1時28分配信
16日投開票の衆院選で運動員に報酬を約束したとして、大阪府警捜査2課などは21日、公選法違反(買収)容疑で、大阪9区で当選した日本維新の会の足立康史氏陣営運動員のビル清掃会社社長松浦正記容疑者(44)=大阪府枚方市黄金野=ら3人を逮捕した。いずれも容疑を大筋で認めているという。
<選挙違反容疑>維新・足立康史氏陣営の運動員3人逮捕
毎日新聞 12月22日(土)1時12分配信
衆院選の選挙運動をする見返りに日当を支払う約束をしたとして、大阪府警捜査2課などは21日、大阪9区から立候補し初当選した日本維新の会の足立康史氏(47)陣営の運動員で建物管理会社社長、松浦正記容疑者(44)ら3人を公職選挙法違反(日当買収の約束)の疑いで逮捕した。維新陣営の選挙違反事件は大阪や京都、愛媛で相次いでおり、今回で4件目。
逮捕容疑は先月下旬から今月上旬にかけ、同社従業員ら3人に時給800円で日当を支払う約束をし、選挙運動をさせたとしている。府警によると、松浦容疑者らは大筋で容疑を認めている。日当はまだ支払われていない。陣営関係者によると、3人は有権者に投票を呼び掛ける電話をかけたという。
足立氏は元経済産業省大臣官房参事官。今年9月、みんなの党を離党し、維新から出馬。次点の自民候補に1万4000票以上の差をつけて初当選した。【松井聡、後藤豪】
公選法違反容疑で維新・足立氏陣営の運動員3人を逮捕 大阪府警
産経新聞 12月22日(土)1時4分配信
16日投開票の衆院選で大阪9区から立候補し、当選した日本維新の会公認の足立康史氏(47)陣営の運動員に報酬を約束したとして、大阪府警捜査2課などは22日、公選法違反(買収約束)容疑で、同氏陣営の運動員で、大阪府吹田市のビルメンテナンス会社「アールシーエス」社長、松浦正記容疑者(44)=大阪府枚方市=ら3人を逮捕したと発表した。いずれも容疑をおおむね認めているという。
府警によると、ほかに逮捕されたのは同社役員の岡野安佐子(54)と、同社社員の磯部幸利(44)の両容疑者。
逮捕容疑は公示前後の11月下旬~12月上旬、同社内で、40~50代の女性運動員3人に対し、有権者に電話をかけて投票を呼びかける「電話作戦」をする見返りとして、時給約800円で換算した報酬を支払う約束をしたとしている。
足立氏は元経済産業省参事官。大阪9区からは4人が立候補したが、足立氏が次点に約1万4千票差をつけて初当選を果たした。
維新をめぐっては、これまでに京都1区と大阪7区、愛媛4区から出馬した候補者の陣営の運動員3人が公選法違反(現金買収)などの容疑で逮捕。維新は事実を確認次第、党として何らかの処分を行う方針を明らかにしている。
投稿: | 2012年12月23日 (日) 00時59分