大雨で民家の擁壁が、お隣に崩れ落ちました 桜ヶ丘町
東板持町の大規模な擁壁崩落がテレビで報道されましたが、市内各地で他にも豪雨による被害が出ています。
桜ヶ丘町でも民家の擁壁が、お隣に崩れ落ちる被害がありました。
民地間のやり取りになるということから、市はとりあえず近隣土木業者を紹介し、業者によりがれきの撤去と応急の土留め処理がおこなわれました。
この場所の擁壁は水抜きが機能しておらず、大雨により逃げ場を失った雨水が擁壁を圧迫し、22日の午後1時20分に隣家に崩落しました。
桜ケ丘町では他でも、空き家になっている民家の擁壁が危険だとの住民からの指摘箇所があります。
別の危険個所は、擁壁の下部が破損しているため雨水はそこから流れ出して、今回は難を逃れたようです。
しかし、いずれ軽度の震災でも崩落の心配があります。
現在は個人財産(擁壁など)は、災害の危険個所と思われても予防のための公的な救済制度がありません。
火災保険も家屋や門扉の被害は補償しますが、擁壁は対象となりません。
また、被災した場合は「災害援護資金」の貸付資金の制度があり、最高350万円までの貸付がありますが、今回は「災害救助法」が適用される災害ではないため貸し付けもありません。
違法建築や、不良工事がおこなわれていても、住民には知らされておらず責任はありません。
公的な援助が必要です。
必要性も疑問視されている八ツ場(やんば)ダムが5047億円をかけて、ゼネコンのために工事が再開されることになりました。
これを国民のために使うならば、500万円をかけた危険個所補修が1万件も実施できます。
国や自治体の新しい救済制度の確立が必要です。
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