原発推進のドイツが全原発廃止へ、原発事故を収束できない日本が再稼働へ
野田内閣は福井県の大飯原発3号機4号機の再稼働へ動き始めました。
福島第1原発がいまだに放射能をまきちらし、事故の原因究明もできていないままなのに。
世界では次々と原発の廃止が決定されています。
原発推進を続けてきたドイツ保守政党(CDU)もそうです。
「自然エネルギーは安定性がない」
「国際競争力のため原発は続けるべき」
など主張してきたのは、党首のメルケル首相です。
自身は物理学者で、原発の安全性を信じて疑わなかったそうです。
しかし、福島原発の事故を受けて、科学者としての判断は合理的で迅速でした。
福島の原発事故からわずか4カ月後の2011年7月に、2022年末までにドイツ国内のすべての原発を廃止することを決定しました。
国の指導者の判断のあり方の違いに驚きます。
電力会社が原子力発電に固執するのは、その利潤率の高さです。
原発事故のリスクを除けばこんな儲かる商売はありません。
多額の政治献金を自民党・民主党にばらまいて、政治家も国民の側ではなくお金の方をむいて国の舵をきっています。
同じ保守党でも、日本と世界では大違いです。
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