梅の里 産廃問題 その2
梅の里・さつき野地域では、産業廃棄物処理場反対のノボリがたくさんたてられています。
日本共産党は3月議会でこの問題を取り上げ、「これ以上の産廃処理施設はいらないこと、すでに操業している施設の公害監視体制をつよめること、この地域に市のスポーツ緑地公園をつくる」よう、市当局に求めました。
梅の里は日本史中世に登場する、河内丹南鋳物砂の生産地でした。
河内鋳物師(いもじ)や美原にある広国神社は有名で、丹南美原でつくられた釣り鐘は、東大寺をはじめ全国にひろがっています。
大正時代から、牛車や馬で平尾方面へ鋳物ずなを運んでいたそうです。
黒田革新府政時代に、公害規制が全国にひろがり、鋳物で使った砂・廃砂までが産廃物として産廃許可の対象となり、梅の里地域が鋳物砂の処分場になりました。
その後、国道美原太子線南側(梅の里4丁目付近)が大規模な産廃の不法投棄場所になったり、梅の里2丁目東側の竹林に建築廃材が捨てられたりしていました。
梅の里の南側は、市街化調整区域で屋根のある建物は建築できない地域です。
しかし、このままでは条例と法律にもとづいて産業廃棄物処理業許可申請されると、許可されてしまう地域でもあります。
私、岡田ひできはこれ以上、梅の里地域にいかなる産廃施設もつくらせないために、大阪府と富田林市に操業中の施設の監視体制を強めることをもとめ、現在許可申請中の業者には直接交渉し、事業の撤退を求めています。
そして、この区域の環境を保全する一番の方法は、公共のみどりの公園を全域につくってしまうことです。
引き続き、地元自治会・住民のみなさんと力をあわせて、梅の里・さつき野の住環境をまもるため、全力でがんばります。
<喜志駅頭宣伝より> 3.11.
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