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中古住宅の建物診断の相談が2件ありました

不動産購入の際に「建物を診断してほしい」と、相談が2件ありました。

何千万円の買い物ですが、素人には建物が大丈夫なのか、なかなか判断できるものではありません。

不動産業者は購入を急がせるばかりで、最後の決断を迷っておられました。

そこで、私に相談がありました。

神戸の震災後から、欠陥住宅やシックハウスなどが問題になっていたときに、建築士や弁護士、不動産業者の勉強会などでよく講演していました。

さて、今回の相談の1件目。

4年間、住み替えのための住宅を探し続けて、ついに見つけたお気に入りの物件の相談です。

50坪の土地に築30年の2階建てがのっています。

値段はOK。

建物はきれいに見えますが、2階部分の偏心と体力壁不足で構造に問題あり。

場所は、住宅地の中心通りで南向き。

なによりいいのは、現在の住まいのすぐ近くだということ。

知らない土地への引っ越しは年配の方にとっては、かなりのストレスになります。

結局、土地値での購入で、建物は建て替えを選択されました。

2件目は、築10年の建物で問題なし。

値段は異常に安い。

しかし、立地に問題あり。

すべてを満たす物件はなかなかありません。

不動産業者も、実は建築のことをあまりわからずに販売しています。

購入する側にこそ、強い味方が必要なのです。

建築の際に専門家として施主の味方になるのが建築士です。

しかし、土地購入、資金計画、建築士と建築業者の選定を相談できるコンサル業が日本には確立されていません。

不動産と建築の相談ができる専門家の、業種として分野確立がもとめられます。

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