« びっくり! 消防車のナンバープレート | トップページ | 「消費税を上げないとギリシャのようになる」 国民だまし その3 »

「日本の法人税は高すぎる」 国民だまし その2

「日本の法人税は高すぎるから減税が必要」などと、民主党・自民党が大合唱していますが、とんでもない話です。

日本の法人税の実効税率(法人税・法人事業税・法人住民税の合計)は40%ですが、さまざまな大企業優遇税制によって、日本のトップ企業の実際の負担率は30%程度です。

ヨーロッパ主要国とかわりません。

それどころか、税と社会保険料をあわせた企業負担の国際比較では、エレクトロニクス製造業では、フランスの67%、ドイツの87%です。

自動車製造業では、フランスの73%、ドイツの82%の負担しかしていません。

おもな日本の大企業の法人税実質負担率をみてみると、「40%」どころか、ソニーで12.9%、三菱商事で14%、経団連会長の住友化学で16.6%、パナソニックで17.6%でしかありません。

そして、1兆円以上の純利益をあげているメガバンク、UFJ・三井住友・みずほ銀行などは10年以上、法人税は、支払っていません。

日本の大企業は現在、優遇減税措置などのおかげで229兆円も内部留保として利益をため込んでいます。

こんな大企業から政治献金をもらう民主党・自民党。

庶民から増税する消費税を、大企業減税の穴埋めに使われてはたまりません。

大企業減税と大資産家の優遇税制を改めるだけで、7兆円の財源がつくれます。

またまた、だまされないように!

|

« びっくり! 消防車のナンバープレート | トップページ | 「消費税を上げないとギリシャのようになる」 国民だまし その3 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

何だ!この数字」カテゴリの記事

政治に、ちょっと一言」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「日本の法人税は高すぎる」 国民だまし その2:

« びっくり! 消防車のナンバープレート | トップページ | 「消費税を上げないとギリシャのようになる」 国民だまし その3 »