世界は食糧危機、なのに日本はコメ減反・そしてコメ輸入
日本の食料自給率は現在39%で、先進資本主義国中最低です。今年のコメ需要量は815万トンと見込まれています。
アメリカの言われるままに、小麦の輸入を自由化し、日本の農家が小麦をつくれなくさせられました。今また政府は、農家に約10万ヘクタールの作付け削減(減反)と約50万トンの減産計画を押し付けています。
その一方でミニマムアクセス(最低輸入機会)として外国米(約半分がアメリカ米)を95年から832万トン輸入させられました。そのうち152万トンが在庫となり、ミニマムアクセス米の管理費だけで、2238億円支出しています。
国内に食糧自給の条件があるのに、外国から買わされる愚行はただちにやめるべきです。
河南町では、米粉からおいしいパンを作って「道の駅」で販売しています。米不足に悩むフィリピンは日本にミニマムアクセス米の20万トン利用を要請しています。
いまこそ、日本の農業を守って食料自給率を高めるべきときです。
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